最近ネットニュースを見て2025年中小企業問題を知り将来が不安になった。

 

その記事の見だしは「中小企業庁が衝撃的なシナリオを提示、日本企業の3社に1社、127万社が2025年に廃業の危機を迎えている」という内容である。詳しく読んでみると経営者が2025年になると70歳を迎えるが、後釜である後継者がいないという、そのため廃業せざる得ないというのだ。これに関連するページがいくつかあったので読んでみたものの、現状ではなんともならないだろうと思う。

 

なぜなら中小企業は人手不足で苦しんでいるのに、今年の4月から働き方改革が始まったが、聞こえてくる声は「昨年度と比べて忙しくなったものの業績は落ちている」というのだ。私も30億企業の経営者であるが同感である。

 

だからと言って手をこまねいているわけにはいかず、時間があるたびにセミナーに行ったり書籍を読み漁ったりしているが、どれも納得がいくものがない。日々不安な気持ちで過ごしていると経営者仲間から1冊の書籍を貸してもらったのだ。タイトルは「今のやり方で、会社は存続できますか?」というものであった。私はノウハウ本の一つかと思っていたが、読んでみると全てが腹落ちする内容であった。業績があがらないのはなぜ、組織活性化しないのはなぜ、内部統制ができないのはなぜ、人手不足になるのはなぜ、後継者ができないのはなぜ、すべてに裏付けされた、なぜ、に気づかされたのだ。

 

それだけではない、その改善策まで書かれているのである。どのような書籍もノウハウ的なものは書いているが、それは書籍を書いた本人がやれることであって普通はできないのである。だがこの書籍は私にだってやれる内容だった。今回将来不安や経営に悩んでいる経営者や後継者に読んでもらいたいので紹介したい。私は本を貸してもらったが、書籍の案内ページを見つけたので記載しておく。https://book.management-ok.jp 著者川原一紀

 

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