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みなさんの中で歯の矯正を昔していた、または友人がしていたという人は多いのではないでしょうか?
矯正って歯並びを直してキレイになるためのものなのに、その矯正する過程で歯に目立つ金属の器具を付けなくてはいけないんですよね。これではなんだか本末転倒な気もします。
しかしそれも昔の話。今では技術の進歩で目だたずに歯の矯正ができるのです。
それがインビザライン矯正です。
今回はそんな最先端の矯正技術のインビザラインを紹介します。
インビザライン矯正とは?

引用元:http://www.hanarabi-smile.jp/mouthpiece
インビザライン矯正とは上の画像のような透明なマウスピースを使い歯の矯正を行う技術のことを言います。
皆さんがイメージしている矯正器具とだいぶイメージが違いますよね?
かなり見た目がシンプルで目だたなくなっているのが分かります。
このマウスピースは3Dシミュレーションによって一人一人専用の物が作られています。
今までの矯正器具は途中で外れてしまったり、痛みが伴ったりと不具合が多かったという現実があります。歯並びは人それぞれなので、あうあわないがあるのは当然ですよね?その点インビザラインなら一人一人専用のマウスピースなので今までよりも不具合が起こりにくいうえにメンテナンスの頻度も少なく済むのです。
インビザライン矯正のメリットはまだまだあります。一つ一つ紹介していきます。
インビザライン矯正の6つのメリット
6つのメリット
- 透明だから目立たない
- 取り外しが楽
- 痛みが少ない
- 衛生的
- 治療が早い
- 来院回数が少なくて済む
インビザライン矯正は目立たないだけでなく様々なメリットがあります。
それでは一つ一つ詳しく見ていきましょう。
メリット1.透明だから目立たない
これが一番インビザライン矯正が選ばれる理由ではないでしょうか?
歯を美しくするための矯正です、その過程で目だつ金属器具を付けて嫌な思いをしてしまっては本末転倒ですよね。
実際に私の友人でこのインビザライン矯正をしている人がいましたが、普段は全くといっていいほど気になりませんでした。なんなら本人が自分からマウスピースを取るまで気が付きもしませんでした。それくらい目立たないのです。
メリット2.取り外しが楽
インビザライン矯正は歯の上に透明なマウスピースをかぶせているだけなので、取り外しが容易にできます。
これによって歯磨きも楽にできるほか、楽器などをやっている人にとっては矯正器具に邪魔されずに済むというのは大きなメリットになりますね。
メリット3.痛みが少ない
従来の金属製の矯正器具が痛いと感じるのは、器具が口腔内と接触する場合と、歯を無理に矯正しているからです。
矯正はずっと歯に庄を加えているのですから相当痛いです。しかしインビザライン矯正は1種類のマウスピースに付き0.25mmずつ歯を矯正するという非常に小さな単位で歯を動かします。これによって従来よりも歯にかかる庄を軽減できます。
さらにマウスピースは薄くかぶせているだけなので歯茎にあたって痛い、なんてことはありません。
メリット4.衛生的
インビザライン矯正は取り外しが簡単なので、歯をしっかり磨くことができます。
従来の矯正器具だとむしろ矯正器具と歯の間に汚れが貯まってしまい不衛生で虫歯や歯周病のリスクを伴います。
インビザライン矯正は歯だけでなく、矯正器具そのものもしっかり洗えるので口内環境環境を清潔に保つことができます。
メリット5.治療が早い
インビザライン矯正の特徴である3Dでのシミュレーションによって適切な治療プランが立てられます。
都度のメンテナンスでもこの3Dシミュレーションが行われるので治療の進み具合を正しく把握でき、もしうまくいっていない場合でもすぐに修正が可能です。
メリット6.来院回数が少ない
定期的な通院は歯の矯正をしている人にとって案外悩みの種になることが多いようです。
矯正を出来る先生というのは限られていて、何曜日しか担当できる先生がいないからその日じゃないとダメ、という場合が多いようです。
金属の矯正器具の場合通院は月に最低1度、さらに器具が外れてしまった場合はすぐに病院へ行かなければなりません。
その点インビザライン矯正は、用意されたマウスピースを自分で定期的に取り換えるだけで済みます。通院は2,3カ月に1度で治療の進行具合をチェックしてもらうだけです。
さてそんないいことばかりのインビザライン矯正ですがデメリットはあるのでしょうか?
インビザライン矯正のデメリット
これだけメリットばかりのインビザライン矯正ですが、もちろんデメリットもあります。
出なければもう日本全体が子の矯正方法になっていますよね笑
デメリット1.装着時間が長い
金属のモノより痛みを抑えている分、長時間装着している必要性があります。
具体的には1日に20時間以上。これよりも少ない時間しか装着していないとむしろ治療が長期化する恐れもあります。
毎日欠かさず20時間はかなり厳しいので、必ず早く治したいという人には向いていない場合があります。
デメリット2.費用が高い
治療する歯の状態、全体なのか、前歯だけなのかなどで値段に差は出ますが、安くても数10万円、高いと100万円も治療費が必要になります。
参考:インビザライン矯正の料金
金属の矯正もそこそこ値段がかかりますが、インビザライン矯正はそれ以上です。
日本でまだ広く普及していない原因はこの費用の問題が大きいです。
インビザライン矯正はどんな人におススメ?
- とにかく目立たないで矯正がしたい
- 通院にかける時間がない
- あまり痛い思いをせずに矯正したい
- 費用よりもメリット重視
インビザライン矯正は画期的な矯正治療ですが、デメリットも存在します。
自分の状況をよく理解し、金属矯正かインビザライン矯正のどちらがいいか正しく見極めることが重要です。