毛穴の悩みを解消したいあなたへ

今回は、毛穴とエイジングケアのお話。

果たして、毛穴はエイジングケア化粧品で改善が可能なのでしょうか?

それを知るためには、毛穴の原因を知り、その上で対策を知ることが大切ですね。

このコンテンツでは、ナールスエイジングケアアカデミーの記事「毛穴ケアで黒ずみや開きをなくす!?目立つ毛穴の原因と対策」を参考にそのエッセンスを取り上げます。
毛穴が開いてボツボツのお肌… そんなお肌だと憂うつになってしまいますね。
そもそも毛穴が開く原因ってなんでしょうか?

毛穴が開いてしまう原因と、開いてしまった毛穴のケアについて解説します。

正しいエイジングケアを行って、憧れのツルツル肌を手に入れましょう!

 

1)毛穴の種類

毛穴の奥には皮脂を分泌する皮脂腺があります。つまり、毛穴は皮脂腺の出口なのです。

毛穴の大小には生まれつき個人差があり、皮脂腺が大きい人は、オイリー気味で、毛穴も大きく、目立ちやすくなります。

一人ひとりの毛穴の特性と加齢やスキンケアの失敗などさまざまな原因で、毛穴のトラブルが発生します。

まず、自分はどれにあてはまるかチェックをしてみましょう。

 

①遺伝的な肌質

男性ホルモンが遺伝的に高い人は思春期頃から皮脂が増え、毛穴が開いたりニキビができやすくなったりします。

遺伝的なものなので、男性ホルモンを薬で下げることはできませんが、脂っこい食事や睡眠不足は皮脂を増やして、毛穴を目立たせるので、気を付けましょう。

 

②たるみ毛穴

年齢とともに、以前に比べて毛穴が広がってきたと感じる場合は、それはたるみ毛穴かもしれません。

加齢で皮膚のコラーゲンが減って、毛穴がゆるんでひろがったものです。

頬に多く、毛穴が縦に延びているのが特徴で、早い人では20代後半くらいから自覚されます。
「しずく毛穴」「帯状毛穴」「涙毛穴」などと呼ばれることもあります。

肌の老化によって毛穴の広がりも進むので、コラーゲンを増やす成分(ビタミンA誘導体、ビタミンC誘導体、ナールスゲン®など)を配合したエイジングケア化粧品を使うなど早めのケアが大切です。

 

③詰まり毛穴

皮脂と角栓がまじって毛穴の出口を塞いでしまってできるもの。

鼻とその周りによくでき、イチゴ毛穴などとも呼ばれています。

体質的に皮脂が多い人は角栓が詰まりやすいので、余分な皮脂と角質を取り除くケアを行いましょう。

 

2)毛穴が開いてしまった時のケア

①食べ物から毛穴対策をする

開いてしまった毛穴に悩んでいる方には、ビタミンAとEの摂取をオススメします。

ビタミンAは、肌のターンオーバーを促進するため、みずみずしく健康的で透明感ある新しい皮膚を生まれやすくします。肌循環自体がよくなるので、肌トラブルが起こりづらい肌を作りだすことができます。

鶏レバー・うなぎ・モロヘイヤ・ニンジン・ほうれん草・かぼちゃなどに多く含まれています。

ビタミンEは、肌の表層の酸化を防ぎ、血行を促進して代謝をうながし、保湿もしてくれる優れたはたらきをします。

目立つ毛穴にも作用し、さらにシワの改善、しみを防ぐといった肌の美容美白効果もあります。

アボカド、ナッツ類、カボチャ、米ぬか、大麦油、小麦種子、パーム油などに多く含まれています。

 

②ビタミンC誘導体を配合したエイジングケア化粧品を使う

毛穴が開いてしまう原因のひとつである皮脂を劇的に減らすことは難しいのですが、ビタミンC誘導体を配合したエイジングケア化粧品には、皮脂の分泌を抑える作用があるので、詰まり毛穴の予防になります。

さらに、ビタミンC誘導体には、コラーゲンを増やす作用もありますから、肌の内部からハリが出てきて、毛穴の開きを防ぐ効果も期待できます。

ビタミンCを効果的に真皮まで浸透させるイオン導入器を使うと、手でつけた場合と比べ、約20倍も浸透率がアップします。

 

3)たるみ毛穴と詰まり毛穴の対策

①たるみ毛穴には、やっぱりエイジングケア化粧品

たるみ毛穴は、加齢による真皮のコラーゲンの減少や変性によって、肌の弾力が失われるために起こります。

肌のハリ・弾力低下に有効なビタミンA誘導体であるレチノール配合のエイジングケア化粧品を使ったケアがオススメです。

レチノールは、シワ・たるみ用のエイジングケア化粧品によく含まれている成分で肌の新陳代謝を促してコラーゲンを増やす作用があります。

レチノールを肌に浸透しやすい形にした誘導体が「レチノイン酸」で、最近では、このレチノイン酸にビタミンEを結合させてお肌に低刺激になるよう加工された「レチノイン酸トコフェリル」という成分を配合したエイジングケア化粧品も商品化されています。

 

②詰まり毛穴のエイジングケア

毎日の洗顔で皮脂と角質を取り除くことがポイントです。洗顔料は余分な油分を含まず、さっぱり洗えるものを選びましょう。

それでも毛穴がざらついているような場合は、酵素を配合した洗顔料を使ってみるのも有効です。

酵素は角質たんぱく質を分解し、角栓を予防すると同時に、肌をやわらかくする効果もあります。

ただし、洗浄力が強いので、肌の弱い人は、週に1~2回にとどめましょう。

40代に方は、エイジングケアの一環としても使えます。

 

3)意外に多いカン違い毛穴ケア

①毛穴パックで汚れをとっても毛穴はしまらない?

貼ってはがすタイプの毛穴パックは、剥がした時に角栓がたくさん取れるので、その取れ具合が快感となり、やみつきになっているという人も少なくありません。

しかし、剥がす時に痛みがあるということは、肌にとってよいはずがありません。

角栓を取っても毛穴のサイズは変わらず、むしろ毛穴が余計に広がってしまうこともありますので、適度に行うことが大切です。

 

②冷水で毛穴を引き締めると小さくなる?

洗顔の仕上げに、冷水や冷やしておいた化粧水で引き締める人もいるようです。

一時的に肌が引き締まるように感じるかもしれません。

これは、毛細血管が縮まっただけで、一時的な感覚です。急な温度変化は赤ら顔の原因になるので注意!

 

③あぶら取り紙よりもティッシュの方が肌に優しい?

あぶら取り紙を使うと皮脂が取れすぎて、乾燥すると思っている方が多いようですが、そんなことはありません。

顔の表面にべたべたと浮き出してくるものは液体の部分で、あぶらとり紙であぶらをとっても、液体の部分しかとることはできず、個体の皮脂は肌に残ります。

これが肌を守るはたらきをしてくれているのです。

ティッシュでおさえるという方もいますが、ティッシュの繊維は、肌を傷つけるので、あぶらとり紙を使いましょう。

 

まとめ

ナールスエイジングケアアカデミーの記事「毛穴ケアで黒ずみや開きをなくす!?目立つ毛穴の原因と対策」を参考にそのポイントをご紹介しました。
いかがだったでしょうか?
これらは、20代でもエイジングケア世代でも知っておいていただきたい知識です。
毛穴のエイジングケアは正しい知識で解消を目指しましょう。

 

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