皆さんの周りにはオリジナルソングを唄いながら歌手活動やバンド活動をしている知り合いはいませんか?
私は音楽業界に少し詳しいので、周りには何人かインディーズアーティストや路上アーティストの知り合いがいて、その知り合い達は“持ち歌を業務用通信カラオケに入れたい”、“TV番組で持ち歌をプロモーション・タイアップしたい”、“印税を受け取れるようにしたい”と口を揃えて言っています。
このブログをご覧の方の中にもメジャー・インディーズ問わず、ミュージシャンの方々やミュージシャンのお友達が沢山いると思いますので、是非参考にされてみてください。

2020年は本来であればオリンピックの年。2020年という先進的なIT時代では歌手になりたいと思ったらその日から簡単にアーティストデビューする事が可能になっています。
メジャーレコード会社にもお金を払えばメジャーレコード会社の名前を使ってすぐにデビューも出来ます。
インディーズならそんな事をしなくても、パソコン1台あればCD-Rに焼き付けて、路上やライブで売る事が出来ます。
さらにYouTubeやニコニコ動画で簡単に歌ってみた動画やオリジナル曲を投稿する事も安易に可能な時代です。
誰でも簡単にデビューできる=とても参入し易いという事です。
毎日何百人という規模でアーティストがデビューしている昨今ですが、その分売れるためのハードルは非常に高いものになっています。
昭和の時代は歌手になる事自体が非常に難しかった半面、ヒットする事はそこまで大変ではありませんでした。今はその逆になってしまっているという事です。
当然、無料でカラオケに配信して貰えるアーティストやテレビ番組で放送して貰えるアーティストは全体のごく僅か。ある程度下の順位でもオリコンチャートやbillboardチャートにランクインした実績があるアーティストではないと、無料でのカラオケ配信やTV番組で放送される機会が訪れる事は殆どありません。
実はテレビ番組でのタイアップ放送もテレビ局や制作会社の系列音楽出版社と契約できればだれでも可能です。特にヒットしている必要もなく、無名アーティストもタイアップは可能になっています。しかし、タイアップをして貰う場合には、番組制作協力金を請求される事がほとんどで、民法地方局でのタイアップの場合には10万円程度から、民放キー局でのタイアップの場合には深夜番組の場合でも100万円程度からとなっています。
タイアップで楽曲が放送される事で、民放キー局でのタイアップでしたら話題が生まれてCDが売れたり無料でカラオケに配信されたりする可能性は十分にありますが、やはり金銭的に難しいのではないかと思います。
印税を受け取るには音楽出版社と契約するか、JASRACという団体に所属する必要があります。これは両方ともにハードルが高く、音楽出版社と契約するにはタイアップで番組制作協力金を支払うか、ある程度売れる見込みが無いと難しいですし、JASRACに所属するには第三者に広く曲が利用されている必要があるので、非常に難しいハードルです。

今回ご紹介するのは、ありえないほどの格安価格で、“カラオケ配信”と“TV番組での楽曲放送や出演”と“印税受け取り”の3つ全てをカバーできてしまうサービスをご紹介します。
その名もうたスキ ミュージックポストOFFICIAL PARTNERです。このサービスでは15,800円を最初に1度だけ支払えば、永久自動更新で全国のジョイサウンドの機械で歌う事が可能になります。これで大切なオリジナルソングがずっと全国のJOYSOUND設置店舗で歌う事が出来ちゃいますね。自作の本人映像を持ち込んで本人映像付きカラオケや、本人映像を作ってもらう事も出来ます。
それだけではなく、ポイントカードの様にポイント制になっていて、無料でテレビ番組で曲を放送して貰えたり、無料でTV番組に出演する事が可能です。
累計3曲配信するとスカパー!で放送されているカラオケランキング番組で実際にカラオケ配信された自分のオリジナルソングが無料で放送されて更にPR映像を流して貰えたり、累計6曲配信するとスカパー!で放送されている旅番組に無料で出演する事が出来るそうです。
《印税受取オプション》を付ける事でカラオケで歌われた印税や、上記の無料の特典で放送されたテレビ番組の印税も受け取る事が可能になります。累計回数の特典とは別に《印税受取オプション》を付けるだけで、TV番組内でBGMとして利用されるそうです。
更に、このサービスはレコードクイーンというレコード会社が運営しているサービスなので、場合によってはチャンスに繋がる可能性もあるかもしれません。第一興商のDAMにカラオケ配信したい場合にはこのレコード会社(レコードクイーン)から全国流通の自主制作盤を制作すればDAMにカラオケ配信されるそうです。料金表を見る限り大手レコード会社の半額以下なのでどうしてもDAMに入れたい場合には、レコードクイーンで全国流通の自主制作盤を制作すればいいと思います。
中々、ジョイサウンドのカラオケ全国配信からテレビ番組でのプロモーション、印税受取までを激安で任せられるサービスは無いので、とても希少だと思います。

元々うたスキ ミュージックポストは、全国のJOYSOUNDに無料で自分のオリジナル曲を配信する事が出来るサービスですが、配信するためのカラオケを作るソフトはWindows PCのみで、中でもテロップを塗る作業が難しくて苦戦してしまう方が結構いるそうです。自分で作成するとやっぱり素人がテロップを塗るのでうまく塗れなかったり、曲とズレてしまうことがあるのだとか。あとは自分で配信する場合には180日で配信終了の期限が来てしまうので、毎回手動で更新作業をしないといけなくて配信した後も結構大変みたいです。もちろん自分で出来るならば無料に越したことはありませんが、プロに任せて無料特典を使ってTV番組でプロモーションをした方が賢いかもしれません。

くろログでも何度かお伝えしていたauチューズデイも2020年9月29日(火)で終了が決まってしまい、カラオケ業界も結構大変な時期に突入しているかもしれませんが、それによりカラオケボックスのルーム料金の低価格化が進んでいます。カラオケに配信される事でファンイベントやライブをライブハウスからカラオケボックスやカラオケバーにシフトする事で低予算にライブ開催が可能になります。カラオケ配信されているアーティスト同士で対バンも結構面白いと思います。

ちなみに今のカラオケメーカーは子会社に大手メジャーレコード会社を抱えているのはご存知ですか?
JOYSOUNDはブラザー工業グループのエクシングという会社がサービスを提供していて、TEICHIKU ENTERTAINMENT(テイチクエンタテインメント)というメジャーレコード会社はなんとエクシングの子会社です。
DAMは第一興商という会社がサービスを提供していて、日本クラウン・徳間ジャパンコミュニケーションズの2つのメジャーレコード会社は第一興商の子会社です。
UGAがJOYSOUNDに吸収された今、カラオケメーカーは2社になってしまいました。カラオケメーカーがどちらか1社になってしまったら競争が生まれなくなってしまうので、日本では今後ずっとこの生き残った2社がカラオケサービスを提供し続けると思います。
もちろん新たなカラオケメーカーが誕生してくれれば楽しいですが、カラオケ本舗まねきねこで有名のコシダカがまねきねこ店舗用にSKIT(すきっと)を開発し提供していましたが、あんまり評判が良くなくて数年しか持ちませんでした。両メーカーが30万曲以上をラインナップする時代に新たに参入するのは本当に難しいと思います。
ですからそんなJOYSOUNDに無料でカラオケ配信できるうたスキミュージックポストはミュージシャンにとって本当にありがたい存在だと思います。
有効活用してみてくださいね。

 

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